【アラブ首長国連邦】UAEで絶対やってはいけないこと

お酒

UAEはイスラム圏であり、イスラムの教えに背くことをしてはいけません。それはイスラム教徒ではない旅行者も同じであり、特にお酒は注意が必要です。UAEに住む外国人は販売許可証があり、これを持つことでお酒が購入できます。ところが旅行者にはこれがないため、売ってもらえないのが普通です。空港の中でお酒を購入することはできるため、そこで購入する以外は購入できるタイミングはないです。
しかも、購入したからといって外で飲む行為は絶対にやってはいけない行為です。UAEでは飲酒自体が認められておらず、見つかれば処罰の対象になります。トラブルを起こさないようにするためにもお酒は出来るだけホテルの中で嗜むことが一番です。

断食期間

イスラム圏ではラマダン、いわゆる断食期間が存在します。太陽が出ている間は何も食べてはいけないというルールになっており、水を飲むことすら許されません。そんな感じなので日中はレストランはほとんど閉店しており、日没以降に店が開店します。観光客も断食期間になればお付き合いをすることになり、水を飲む際には人目に触れないところで飲まなくてはならないという、大変面倒な時期を過ごします。
一方で断食期間でも外国人を対象にレストランをオープンするケースはあります。その場合は断食をしている人は通り抜けないでほしいという看板が出ていることがあり、住み分けがなされています。また、外で食べ物を食べるような行為も反感を買う可能性が大です。

ドバイメトロ(地下鉄内)

UAEにも地下鉄があり、その名もドバイメトロです。日本で禁止、もしくはマナー違反とされていることは基本的にドバイメトロでも同じです。例えば喫煙などはもってのほかであり、無賃乗車なども当然のことですが許されていません。最近の日本ではそこまで咎められなくなった飲食に関しても、ドバイメトロでは厳しく注意され、水を飲むだけで注意されます。
意外とやりがちなのは居眠りです。日本は安全なので居眠りをしても大丈夫ですが、ドバイメトロでは居眠りをすると注意を受けます。居眠りが禁止されているというのはなかなか珍しいですが、安全面を考慮する時に居眠りをしないというのは正しいことであり、しっかりと注意されるのでそこは安心です。

写真撮影

ドバイなどは観光地になっており、立派な建造物を見つけてついつい写真を撮影するということはあります。この場合に写真撮影をしただけで現地の人が怒り出すことがあります。勝手に撮影を行うことはいわゆる盗撮であり、不快な気持ちになるのは当然です。日本の場合はそこまで怒る人はいませんが、ドバイなどでこれをやれば現地の人にケンカを売るような行為になるので注意です。
また政府の建物などの近くでは撮影自体が禁止されている場所があります。そこで撮影をしてしまえば処罰の対象になることがあるので注意が必要です。写真撮影をするにしても周囲に配慮することや撮影可能なエリアかどうかをじっくりと確認した上で利用することが求められます。

まとめ

UAEには様々なルールがあり、これを違反すれば処罰される、もしくは注意を受けて不穏な空気にしてしまうことがあります。そうならないためには何をしたらダメなのか、現地の人にとってどのような行為が腹立たしく感じるのかを事前に勉強してそれをやらないように配慮していけば簡単に回避できます。結局、それを何もしないことでトラブルを起こして大変な騒動を引き起こすことにつながります。

特に飲酒などはそれでトラブルを起こせば国際問題に発展しかねないことも十分に考えられ、その姿がさらされる可能性があり、日本に帰って面倒なことになることも十分にあり得る話です。そうならないためにも、ルールは守って大人しく滞在をすることが必要です。

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