フィンランドはワーキングホリデーで行ける?行けない?

ワーキングホリデーは1年間の長期滞在と就労が可能なビザで、留学を希望する学生に人気の制度です。ただしワーキングホリデーは日本と協定を結んでいる国のみに適用されます。フィンランドはワーキングホリデーが可能なのでしょうか?詳しく解説します。

ワーキングホリデーとは?目的や特徴について

ワーキングホリデーは日本との協定を結んだ国が相互に青年を受け入れる制度です。ワーキングホリデーの期間は国によって異なりますが、半年〜2年のビザになります。両国で青年を受け入れることによって、世界的な広い視野や感覚を持つ人材を育成することを目的としています。さらにお互いの国でワーキングホリデーを受け入れることで、両国の理解と友好関係を深めることも目的の一つです。

ワーキングホリデーの大きな特徴は働くことが許可されるということです。アルバイトを行い、旅費や学費などの滞在費を補うことができます。あくまでビザの目的は観光のため、考え方としては旅行をしながら、学んだり働いたりもできるということになります。働くことや学ぶことが第一の目的の場合には、ワーキングホリデーは適用してはいけない決まりになっています。ワーキングホリデーには年齢制限があり、誰でも申請できるわけではありません。18歳~30歳までの日本国民に限られますが、この条件に当てはまれば誰でも申請することが可能です。ただし、1度ワーキングホリデーで渡航した国には、再度申請することはできません。一つの国に対し、ワーキングホリデーを申請できるのは一人一回までです。さらに協定国のみワーキングホリデーを申請することができるため、協定国以外には申請することができません。協定国は年々増えつつあり、2019年8月には新たにスウェーデンが協定国として加わり、日本は24ヶ国と協定を結びました。

ワーキングホリデーは協定国ごとに、様々な取り決めが異なりますので事前に確認をしましょう。ワーキングホリデー申請のための条件や定員人数もバラバラですので倍率も協定国ごとに変わってきます。特にイギリスは人気があり、ワーキングホリデーの倍率がとても高いことで有名です。イギリスは就学や就労に制限がなく、2年間の長期滞在が可能ということもあり、人気を集めています。その他にも日本と初めてワーキングホリデー協定を結んだオーストラリア、住みやすさが魅力のカナダ、大自然が楽しめてアウトドアが好きな人に最適なニュージーランドなどが人気の高い国です。定員制限のない国などもあり、ワーキングホリデーをしやすい国もあるので事前に確認しましょう。日本は様々な国と交渉を行っているため、今後さらに協定国が増えていくことが期待されています。

フィンランドはワーキングホリデー協定国なのか?

ワーキングホリデーを希望する場合、行きたい国がワーキングホリデーの協定国であるかどうかが重要です。協定国でなければワーキングホリデーの申請をすることができません。フィンランドはオーロラを鑑賞したり、サンタクロース村やムーミンワールドに行ったりと、楽しみが多く人気の国です。フィンランドは2019年5月の段階でワーキングホリデーを交渉中です。正式に協定国には、まだ追加されていませんが、交渉中なのでいずれワーキングホリデーが開始されることが期待されています。交渉が進めばワーキングホリデーの協定国として正式に発表されますが、それまでにどれくらいの期間がかかるのは不明です。ただワーキングホリデーの協定のための交渉は始まっているため、そう遠くない未来でフィンランドと日本の間でワーキングホリデーの協定が結ばれると言われています。

待ち望まれるフィンランドのワーキングホリデー

ワーキングホリデーは長期滞在と就労が可能なビザで、語学留学や国際的な感覚を身に付けるために有効な制度です。2019年には、フィンランドを始めとするヨーロッパ圏の9ヵ国とワーキングホリデーの交渉が進行しています。協定を結ぶためには交渉に時間がかかるので、正式にワーキングホリデーが開始される時期は発表されていません。近い将来、フィンランドがワーキングホリデーの協定国に加わることに注目が集まっています。

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