留学をする際、一番気になるところと言えば費用ではないでしょうか。留学先や期間にもよりますが、まとまった金額が必要となるのが留学。
ここでは、留学費用を節約するコツについてお伝えします。
節約術1:留学先を考えよう
留学費用を考える際に大切になるのは、どこの国へ留学するのかといった部分です。国が違えば物価は変わりますので、同じ期間に同等の学校へ留学したとしても、必要となる費用は変わります。用意した予算で、1ヶ月留学出来る場合と3ヶ月留学出来る場合と、どちらを選ぶでしょうか。もちろん、留学先の国にこだわりたい場合もあるはずです。けれど、留学出来る期間が大幅に異なる場合や、予算がギリギリの場合には、考える余地があるのではないでしょうか。
留学先を変更することで予算に余裕が出れば、出来ることが増えます。地元の料理を味わったり観光名所に行ったりといったアクティビティはもちろん、追加でレッスンやクラスを受講したりといったことも可能になるのです。同じ予算でも留学先次第で、より有効に使えたり、留学生活を充実させられたり、といった違いが出ますので、留学先選びはしっかりと考えることが欠かせません。留学先を決めた後や留学後に節約出来る部分もありますが、ある程度、限られてしまうので、大きく節約することは難しくなります。それよりも、予算と目的に合った留学先をしっかりと選ぶことが節約に繋がります。
節約術2:学校を選ぼう
留学費用で大きな割合を占めるのが、学費です。語学学校や大学、専門学校と、選択肢は色々とありますが、どこで学ぶかによって必要となる費用は大きく変わります。また、同じ語学学校でも、大学に附属している学校なのか民間の学校なのかで学費は大きく変わりますし、大学にしても州立なのか私立なのか、2年制なのか4年制なのかといった部分でも、費用負担は変わって来ます。出来るだけ多くの情報を集め、予算に合った学校を選ぶことが欠かせません。
また、日本にいる間に語学力を上げておくことは、最も簡単に学費を節約出来る方法と言えます。どの学校に通ったとしても、語学力をもとにクラスが分けられます。語学力が足りないと受講出来るクラスに制限がかかったり、クラスの再受講を求められたり、時間と費用の両方でロスすることが多くなるので注意が必要です。語学力があるほど、現地での生活もスムーズになりますから、出来るだけ身に付けておくことが欠かせません。
節約術3:留学後に出来ることを知ろう
学費や滞在費など、予め金額が決まっているものについては、個人の努力で節約が出来る部分とは言えません。何とかしようと考えることは悪くありませんが、それよりも無理なく生活の中で取り入れられる節約方法を見つけることが大切になります。実際、現地に着き、生活を始めてみると、出来ることと出来ないことが分かるはずです。例えば、外食よりも自炊をした方がお金の節約になりますが、キッチンがない場合は自炊が出来ませんよね。また、近くにスーパーがなかったり、車がなく、購入出来る量が限られてしまうといった場合には、自炊をしようとしても難しい状況かもしれません。その場合、無理に自炊をするのではなく、外食で残した分をテイクアウトしたり、飲み物を持参したりといった方が無理なく節約出来るのではないでしょうか。
また、バスや地下鉄といった交通機関を利用する機会が多いなら、回数券や学生割引の有無を確かめたり、教科書や参考書を買う場合には、新品ではなく中古やキンドル版を利用したり、といったことも節約に繋がります。けれど、それぞれの状況によって出来ることや利用出来るものは異なりますし、節約が出来てもやりたくないということもある筈です。まずは、現地での生活に慣れ、節約に繋がる情報を集めることが欠かせません。節約が留学生活を送る上でストレスにならないよう、無理なく出来るところから始めることが1番のコツと言えます。
まとめ
留学費用を節約するためには、留学先選びが大きなポイントになります。現地で出来る節約には限りがありますので、留学先を決める段階でよく検討することが欠かせません。また、留学先での節約は、現地に慣れた上で、無理なく出来るところから始めましょう。それぞれの状況によって出来ること、出来ないことは変わりますから、節約がストレスにならないよう注意することも大切です。