ポーランドはヨーロッパの中でもドイツの隣にある国です。首都はワルシャワ。名前は学校の授業で聞いたことがある人も多いでしょう。ただ、聞いたことがある場所でも、日本人でポーランドに留学する人はイギリスやアメリカに比べると少ないのが現状です。
しかし、ポーランドは意外と留学費が格安に抑えられる穴場と言われています。今回は穴場と言われる5つの魅力について紹介します。
渡航にかかる費用が抑えられる
ポーランドにはどのように行けばよいのでしょうか?直行便はあるの?と疑問に思う人もいるでしょう。ちなみに直行便はあります。成田ーワルシャワ間が就航しており、2019年現在毎日運行しているのです。
気になる費用ですが、安いシーズンを狙えば直行便で10万円弱になります。ヨーロッパの他国に行くことを考えると、この値段で行けるのはお得ですね。不便でもいいからもっと安く行きたいという方には、乗り継ぎ便がおすすめです。乗り継ぎ便であれば時期や選ぶ航空会社にもよりますが、7万円台でチケットが取れることもあるようです。これは格安と言えます。飛行機代は留学費用の中でも大きい金額のため、少しでも渡航費を安くできると助かるでしょう。
生活費が安い
現地に行って生活すると、当然生活費がかかってきます。ポーランドはヨーロッパの中でもドイツやフランスなどの西欧諸国に比べ、物価が安いと言われています。農業、特に酪農が盛んな国であるため、新鮮な乳製品やパンが安く手に入り生活を助けてくれます。
また、野菜やフルーツも自国で作っているものが多いため、新鮮でそれらも安いです。毎日食べる食材が格安で買えるのは有りがたいですね。一方で、自国で取れない魚や輸入された食べ物などはそんなに安くはありません。ですが、その日に食べるものを上手く選べば、それほど不自由はしないでしょう。生活費を安く抑えることを頭に置いて生活すれば、無駄遣いも省けます。
大衆食堂が安くて便利
前述の通り、ポーランドは物価が安く、食費が格安に抑えられます。自炊で節約が可能なのに加え、ポーランドにはミルクバルと呼ばれる大衆食堂があります。そこに行けばポーランドの伝統的な家庭料理が食べられます。食事に掛かる費用も安めで、日本の食堂と同じようなものと考えればわかりやすいでしょう。留学中はなにかとお金が掛かるため、自炊ができない時はこういった食堂を頼ると節約ができて便利です。
大学で学べば学費を抑えられる
ポーランドの母国語はポーランド語です。ですが、EU諸国で働く人がいたり、自国を出て働きたいと考える人がいるため、英語を話せる人も多くいます。また、外国人留学生も多いことから、外国人向けの英語教育の制度も整っています。これらの理由でポーランドで英語を学ぶことが可能ですが、気になるのがその費用ではないでしょうか。
ポーランドは日本に比べて学費が安く、大学に留学すれば学費も安く抑えられます。語学力に自信があり、問題なく授業を受けられる人やポーランドに提携校がある人であれば、大学に入学し格安の授業料で生活するのがオススメです。大学でなくても、英語が学べる語学学校もポーランドにはあります。語学学校の場合、夏期になると値段が上がる学校もあるようです。そのため、少しでも費用を抑えるためには渡航時期についても検討しておくと良いでしょう。
日本人が少ない
日本人が少ないことと費用が安く済むことの繋がりがわからないと思われるかもしれません。確かに直接的には関係ありませんが、日本人が少ない土地で勉強や生活をするということは生きた語学力が必要になるということです。日本人が少なければ、それだけその土地の言葉や英語でコミュニケーションを図る必要が出てきます。そうなると、日本語以外の言語を話す機会も必然的に増えるため、語学取得のための滞在期間や授業日数を少なくすることが可能で、結果として費用負担を軽減させることができます。語学を少しでも早く習得したい人にとって、ポーランドはオススメの国と言えるでしょう。
おわりに
今回は、ポーランド留学の魅力を紹介しました。
異国の環境で自分を磨きたい方、少しでも安くヨーロッパに滞在したい方、ぜひポーランドについて調べてみてください。