イギリス留学で必要になる費用
イギリスに留学する場合、語学留学だと半年間で200万円以上かかるケースが多いです。
大学留学になると学費だけでも年間200万円以上となり、トータルで300万円以上必要になってきます。
留学費用の内訳は、
1)語学学校や大学に支払う授業料
2)往復の航空券
3)滞在費用
4)食費などの生活費
です。どの学校を選択するのか、留学期間はどれくらいか、それらによってかかる費用は大きく異なります。高額になりがちなイギリス留学ですが、教育のレベルを下げることなく費用を節約することは十分に可能です。では具体的な方法を紹介していきましょう。
学校選びで節約する方法
イギリス留学の費用で大きな比率を占めるのが語学学校の費用です。語学学校は、月単位の費用が400ポンド前後なら格安校と言えるでしょう。高いからといって質が良いというものではないので、小規模で英語が身につく環境の語学学校を探してみましょう。
小規模校はスピーキングやプレゼンテーションなど、少ない人数だからこそできるきめ細かいフォローが魅力です。特に半年以上滞在する場合には、100万円単位で費用が変わることもありますので語学学校選びは慎重に行うべきです。
長期滞在でディスカウントがある語学学校も多いので、まとまった期間留学できる方にはお得です。
格安航空券の手配
イギリスに行く時に必ず必要になるのが航空券です。平均10万円以上かかる往復航空券ですが、こちらも時期や航空会社を賢く選ぶと節約することができます。
イギリスの観光シーズンは特に初夏の5月から9月です。この時期をずらして航空券を取ると比較的安い価格で手配することができます。直行便を利用すると便利ではありますが、経由地で乗り換えの必要がある航空会社を選ぶとより安い価格で航空券を入手できます。
語学学校の入学日までに余裕があるという方は、乗り継ぎ便で行くことをお勧めします。
宿泊費用を節約する
生活費が高いイギリスでは宿泊費用も大きな割合を占めます。
現地の滞在方法としては、
●語学学校の寮
●他の学生とフラットをシェア
●ホームステイ
●ワンルームで一人暮らし
などが挙げられますが、一人暮らしはコストが最もかかる方法です。ロンドンは特にアパート代が高いので、安く抑えたいなら学生寮やルームシェアをお勧めします。
学生寮やホームステイでは半年で60万円ほどの費用がかかります。ルームシェアなどは住んでいる人数によって家賃も変わりますので、空いている部屋を見つけることができれば、学生寮やホームステイよりもコストを抑えることも可能です。
学生寮やホームステイは学校が斡旋している場合が多いので安心感がありますし、光熱費や食費などが含まれることもあります。
現地の食費を抑えるには
イギリスで外食すると日本と同じか、それ以上かかることがあります。
サンドイッチ一つでも、日本円で800円ほどすることも少なくありません。日本食レストランや現地のおしゃれなレストランに行った場合も、2,000円以上のメニューが多いので日本と同じような使い方はできません。
ファストフードは日本と同じ程度ですが、日本のように種類も多くないので飽きてしまう可能性も。
キッチンがある滞在先なら、自炊をすると食費の節約が可能です。チャイナタウンでは日本の醤油やインスタントラーメンなどを手に入れることができますし、スーパーではお米も売っています。アジア系の学生がいる寮やホームステイの場合、炊飯器があるところが多いので炊飯器を購入する必要はないでしょう。
自炊をしないという方でも、スーパーで冷凍食品を購入したり、パンを買ってサンドイッチにしたりするだけで食費を抑えることが可能です。
ホームステイや学生寮を選ぶと食事がついていることがあります。イギリス料理がメインにはなりますが、ボリュームたっぷりで食費を気にすることはありません。自炊をしない方は食事がついているプランを選ぶこともお勧めです。
おわりに
今回は、イギリス留学で節約できる4つの内訳を紹介しました。
1)語学学校や大学に支払う授業料
2)往復の航空券
3)滞在費用
4)食費などの生活費
それぞれに節約できるポイントがあります。ぜひ参考にしてみてください。