少ない費用で成功させたい!イギリス留学4つのポイント

イギリス留学といえば、格安で留学するのは難しいイメージがあります。しかし、既存の留学手段にこだわらなければ費用を抑える方法は多くあるのです。今回はなるべく少ない費用でイギリス留学を成功させる4つのポイントを紹介します。

インターネットを使って自分で手配する

イギリスへ語学留学する場合、通常は語学学校に通うことになりますが、その学校の手配は留学斡旋業者に頼まず自分でやってしまいましょう。最近はほぼすべての学校が自校のホームページを持っていて、そこから直接申込みができるようになっています。インターネットがあれば、英語に自信がなくても辞書でじっくり調べたり、他の人に聞きながら進められるのでほぼ問題なくできるでしょう。

探し方は簡単です。検索エンジンで”language school London”のように、language school + (留学したい地名)で検索すれば、その地域の語学学校がリストになって表示されます。たいていの学校は授業料や宿泊料の料金表をわかりやすく掲載しているので、現時点のポンドのレートを調べて電卓で計算すれば語学学校の申し込みにどれくらいの費用がかかるのかわかるようになっています。ホームページ上でクレジットカード決済ができる学校であれば国際送金する手間も省けます。

ほとんどの留学斡旋業者は学校から紹介手数料を受け取る代わりに留学する人は無料で利用できるようになっています。そのため、お金がかからないんだったら業者に頼んだ方が楽じゃないかと思うかもしれません。しかし、留学斡旋業者は授業料や宿泊料を現地の語学学校に代理で送金してくれたり、航空券を手配してくれる時にお客さんにとってかなり不利な交換レートで計算することがあるようです。そういったことを防ぐために、学校や航空券の手配はインターネットを使って自分でやった方が安心でしょう。特に航空券は格安航空券のサイトを利用して大幅に節約することができます。

イギリス留学はビザが必要になることが多いのですが、その手続き方法についてはメールで学校の担当者に聞くこともできますし、英語面で不安があればインターネット上にも多くの情報が公開されています。英国ビザ申請センターのホームページにもわかりやすく説明されていますので、斡旋業者に依頼しなければできないというような難しいものではありません。

留学期間とイギリスのビザについて

厳しいことで知られるイギリスのビザの問題が、これがイギリス留学をやや敷居の高いものにしています。費用面で格安で行けるのは最長6か月までの語学留学です。日本国籍を持っている人であれば、渡航前の申請が不要なShort-Term Study Visa(短期留学生ビザ)というものを使うことができます。語学学校からの入学許可書や資金の証明書などを入国審査官に提示するだけで最長6か月の滞在許可が得られます。このビザは費用がかからないのでお得なのですが、現地で滞在延長することはできないため、必ず6か月以内に帰国しなければなりません。また、現地でアルバイトをすることも許可されていません。

もう少し腰を据えて学びたい人向けに、11か月までの滞在をカバーするShort-Term Study Visaもあります。こちらは渡航前の事前申請や面接が必要で、さらに渡航後にも現地でビザに代わるBiometric Residence Permit(BRP)の受け取りが義務づけられているなど手続きが少し煩雑になっています。こちらも現地でのアルバイトは認められていません。

働きながら勉強する方法も

18~30歳の人には他国のワーキングホリデービザに当たるユース・モビリティー・スキーム(YMS)を取得して留学するという方法もあります。このビザでは最長2年までイギリス国内に滞在可能で、語学学校への就学やフルタイム就労も可能ですが、難点は人気があるにも関わらず年間の定員が1,000名と少なく、抽選で決まるため運に大きく左右されるということです。もしこのビザに当選できれば、仕事をしながら最も格安で留学できるということになります。

住居や食費を節約する方法

イギリスに語学留学する人の多くは語学学校が手配してくれるホームステイや学生寮などの宿泊施設を使うことになるでしょう。それよりもさらに費用を安くあげたいということであれば、語学学校などで知り合った友達と一緒にフラットなどを探してルームシェアする方法もあります。

また、食事については外食は極力避け、スーパーで購入した食材を使ってなるべく自炊するようにしましょう。イギリスではスーパーの食材が日本と比べてずいぶん安い一方、外食はかなり割高なので自炊する場合と外食する場合で必要になる費用は大幅に違ってきます。宿泊場所にキッチン設備がなく、調理ができない場合は食費が何倍もかかってしまうことになるので、キッチン完備であることを確認の上、宿泊施設を借りるようにしましょう。

おわりに

グローバルに詳細な情報を得やすくなった昨今、紹介業者を介さなくても自分で手続きできる方法は少なくありません。手間はかかりますがその分格安にイギリス留学経験をすることができるでしょう。

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