ポーランドに留学するためにはどのくらい費用がかかる？
ポーランドは日本に比べると物価が安いことから、留学先として人気があります。海外で語学などを学ぶためにポーランドに留学しようと考えている方も多いのではないでしょうか。留学する時にまず気になるのがどのくらい費用がかかるのかということです。留学してから生活費や学費の支払いに困らないように、しっかりお金の計算をしておく必要があります。
ポーランド留学の費用ですが、1ヶ月で30万円前後が1つの目安です。その内訳は、往復の渡航費が10万円前後、学費が1ヶ月約10万円、滞在費と生活費を合わせて10万円程度になります。これはあくまで1ヶ月の目安で、1年間の費用だと200万円前後が相場となっています。
ポーランドの大学は学費が安いという特徴があります。語学学校などへの短期留学ではなく、大学卒業を目的にした正規留学ならもっと安く抑えることも可能です。また、奨学金制度も充実しているので、他の国に比べると留学しやすい環境が整っていると考えて良いでしょう。
また当然のことですが、留学する時の為替レートによってかかる費用が変わってきます。ポーランドの通貨はズウォティというもので、2019年6月時点では1ズウォティ約28円です。留学費用を計算する時は、為替レートも加味して計算しましょう。
留学費用を節約するコツはある？
海外留学する時、少しでも費用を安く済ませたいと考えるのは当然ですよね。ちょっとしたコツを抑えるだけでかかる費用を安くすることができます。
滞在費
まず、考えておきたいのが滞在先です。留学生がポーランドで生活する時、寮で生活する方法と自分で部屋を借りて一人暮らしする方法があります。少しでも滞在費を安くしたいなら、寮を提供している大学や語学学校を選ぶと良いでしょう。借りる部屋によっても変わりますが、基本的には部屋を借りるよりも寮で生活する方が安く済みます。中にはホームステイのプログラムが用意されている学校もあるので、それを利用するのもおすすめです。部屋を借りるとだいたい月に4万円前後かかりますが、寮なら2万円前後で利用できます。だいたい倍くらいの差があるので、費用を安く抑えたいなら積極的に寮を利用しましょう。
食費
毎月かかる食費も馬鹿になりませんよね。ポーランドは日本より物価が安いため、月2万円もあれば十分満足できる生活が送れるでしょう。しかし、切り詰めれば1万円程度に抑えることも十分可能です。せっかく物価が安い地域ですから、節約して滞在費用を安く抑えましょう。日本でも同じですが、食費を節約するなら自炊を心掛けます。ポーランドにはジャパニーズショップがたくさんあって、日本人に馴染み深い調味料や野菜も売られているので自炊するのはそれほど難しくありません。週末はちょっと贅沢に外食して、平日は自炊にするだけでも食費をかなり抑えることができるでしょう。
渡航費
ポーランドへの渡航費を節約するコツもあります。ポーランド行きの航空券は、時期によって価格が大幅に変化します。安い時期に購入すれば、10万円以下に抑えることも可能です。また、LCCなどの格安航空券を利用すれば、さらに安いチケットを見つけられる可能性があります。ただし、安いチケットはキャンセルや変更ができないこともあるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。加えて、なるべく早く予約しておくのも安く航空券を手に入れるために重要です。早期予約特典があるので、早く予約しておけばそれだけ安くチケットが手に入ります。安いチケットはすぐに売り切れてしまうため、売り切れになる前にゲットしましょう。セールになっている航空券を購入するのも良い方法です。そのためには、飛行機の日付に渡航日を合わせる必要がありますから、早めに渡航準備を進めておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、ポーランド留学の費用と節約方法を紹介しました。工夫すれば少しずつ留学費用は削減することができます。ぜひ参考にしてみてください。