モナコってどんな国?
まずはモナコの基本情報を抑えましょう。
モナコは長さ約3km、幅約300m前後の非常に小さな国です。面積は約2.02km2でバチカンについで、世界で2番目に小さな国。フランスと国境を面し地中海沿いにあります。正式な国名はモナコ公国と言い、首都はモナコと呼びます。
人口は約3.7万人ですが、そのなかでモナコの国籍を持つ人は約16%のみ!他はフランスを筆頭にイタリアなどの国籍を持つ人が多く、とてもグローバルな国として知られています。
公用語はフランス語、通貨はユーロ、気候は温暖です。特に5月~9月頃が観光に適したシーズンですがその分、渡航費や滞在費など高騰します。モナコに空港はありません。フランスから陸路で入国するのが一般的です。
モナコの物価
モナコは、ヨーロッパの富裕層が住む街として知られています。物価も高いイメージがありますが実際どのくらいなのでしょうか。
日本より高めではありますが、実はパリやニースなどと大きな差はあまりありません。
500mlの水が約250円。サンドイッチ約600円。レストラン1食1700円~。3つ星のホテルに泊まるとなると1泊1万円~で、シーズンにより大きく値上がりすることもあります。
チップ制もあるので、日本にいるよりやはり割高感がありますね。
それでも、街並みの品の良さや地中海沿岸の癒しの空気感が、どうしても譲れなくてモナコ留学を選ぶ人もいるようです。
モナコ留学の種類
ではモナコではどんな留学ができるのでしょうか。
モナコ 国際大学(IUM)のモナコビジネススクールでは、英語でグローバル世代のビジネスリーダーを育む教育がおこなわれています。少人数制で国際ビジネスのノウハウを学べる学校です。世界トップクラスの多国籍な生徒が集まる環境は、唯一無二の経験になるでしょう。
また、語学レッスンを受けながらホームステイをし、アクティビティをカスタマイズできるプランもあります。
モナコ留学の費用・節約方法
たとえばモナコに語学留学して、ホームステイで滞在した場合、1週間で約35万円~はみておくと良いかもしれません。
モナコ留学を節約するコツは、シーズンを考慮することです。往復の渡航費を節約することがポイントになるでしょう。観光のベストシーズンは、7月8月あたりです。また、有名なF1モナコグランプリが開催される5月もホテル代などが高騰します。この時期を避けると良いでしょう。
まとめ
世界で2番目に小さい国、モナコはヨーロッパをはじめ各国のセレブが集まるリゾート地。どうしても物価は高くなりますが、お金では買えない出会いや体験を得ることができるでしょう。渡航時期や滞在方法を工夫する等して費用を抑えつつ、ぜひここでしか経験できない留学ストーリーを作ってみてください。