多くの民族が混在しているマレーシアは、世界のさまざまな価値観に触れられるとても刺激的な国です。さらに治安も比較的穏やかで、価格のお手頃なのが魅力的。人気留学先のひとつとなっています。
今回は、そんなマレーシア留学にかかる費用と知っておきたい注意点を紹介します。
マレーシアってどんな国？
マレーシア（首都：クアラルンプール）は、多くの民族があつまる国であり、民族間のコミュニケーションには英語が用いられているため多くの人が流ちょうな英語を話します。
正確にはイギリス英語の発音をします。
治安は比較的穏やかですが、車がとても多くは知っているので外出の際には注意が必要です。食文化は日本と同じ米文化。民族それぞれの食事が提供されているので価格は安めです。物価は日本の1／3とも言われています！！
さらに、一年を通して温暖であることも魅力のひとつ。長期滞在が多いのも納得です。
3か月以内の留学の場合は、日本人ならビザなしで留学できます。3か月以上の場合はビザの申請が必要です。学生ビザの取得には約3万円かかります。
首都のクアラルンプールは、アジアでも有数の大都市。歴史的な建造物がある傍ら、高層ビルが立ち並びインドや中国などの文化の影響も受けた賑やかな都市です。あまり日本人留学生が多くないのも、語学留学には適した環境と言えるかもしれません。
マレーシア留学の費用はどのくらい？
マレーシアに語学留学する場合の費用を見ていきましょう。
渡航費は時期によって変動もありますが、往復約7万円～13万円をみておきましょう。航空会社によっても変動があるので、バーゲンセールやプランをよくチェックしておくと安いチケットが見付かるかもしれません。
滞在費は、方法によってかわりますが学生寮やシェアハウスを選ぶ人が多いようです。もちろん個室を選んだほうが価格も高くなります。
学校は、プログラム内容によって大きく価格が変わります。午前中だけのショートプログラムなら安く抑えられるでしょう。
マレーシアには長期留学する人が多く、6か月間の場合トータルで100万円前後の費用がかかります。滞在方法など工夫すれば70万円程でも留学できるでしょう。
マレーシア留学で気を付けた方がよいこと
マレーシア留学の注意点１
マレーシアを含め、東南アジア地域では「ジカ熱（ジカウイルス感染症）」が流行しています。ジカ熱は蚊を媒介して感染するウイルスです。発症した場合には、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が出てきます。予防するには蚊に刺されないこと。腕や足を隠す服装が望ましいです。
マレーシア留学の注意点２
多民族文化のマレーシアには、さまざまな文化・宗教が混在しています。また、日本や韓国、欧州人など世界中から留学生が集まっているので、多様性に柔軟に対応できるように心構えをしておきましょう。
とくにマレーシアの国教であるイスラム文化は、１日５回のお祈りや飲食の制限、服装にもある程度制限があるので事前に知識を入れておくとよいでしょう。
マレーシア留学の注意点３
治安が良いと言われるマレーシアですが、日本にくらべるとやはり危険は身近です。強盗やスリは日本の何十倍も多いと意識しておきましょう。夜道に一人で出かけるのももちろん避けましょう。
まとめ
今回は、マレーシアの基本情報と留学費用の相場、そして３つの注意点
１ 感染症
２ 多様性
３ 治安
を紹介しました。留学先を見極める際にぜひ参考にしてみてください。