情熱の国、スペインへ憧れている人は多いと思います。世界でも多くの人口が話す言語スペイン語。これを取得するとしないとでは大きな違いがありそうです。しかもスペインは、サクラダファミリアやピカソ美術館などの有名観光スポットがあり、芸術の面からも刺激を受けそうですね。
でもやっぱり気になるのは費用面。観光地として人気があるからこそ物価も高そうなイメージです。節約できる部分はあらかじめ心得ておきましょう。今回はスペイン留学にかかる平均費用と、節約術を紹介します。
スペインの気候と治安は？スペインってこんな国
スペインの公用語はもちろんスペイン語。他にもカタルーニャ語、ガリシア語、アラン語なども公用語として認められています。
そんなスペインの気候は、地域によって違いがあります。首都マドリードがある中央部は、夏季は暑く気温が40℃を超えることもあります。一方北部は、夏季は涼しく冬季は暖かい、地中海に面した南東部は通年で温暖な気候という特徴があります。旅行シーズンは4～6月で、平均気温は25℃前後と過ごしやすい環境です。また冬季に雨季があることも事前に頭に入れておきましょう。
治安の面では、スリに注意が必要。気付いたら財布がカバンやポケットから無くなっていることが少なくありません。広げた新聞・地図などで目線を隠してスリを行う「目隠しスリ」にも注意を払いましょう。また荷物から少し目を離した隙に無くなるということも。日本にいる時の感覚で過ごしてはキケンです。
スペイン留学1ヶ月間の平均費用は？
スペインに1ヶ月間(4週間)語学留学するにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。地域や授業コース、授業数、渡航時期や滞在先などによって費用は異なってきます。
平均的な費用で言うと、渡航費・授業料・滞在費(ホームステイ・3食付き)・生活費・空港送迎費など含め、トータルで23万円程は見ておきましょう。そこに観光などプライベートで使える費用を考え、40万円程用意しておくと良いと思います。
スペイン留学で気を付けるべき節約術
滞在方法を考える
スペイン留学で節約できる点の一つは「滞在費」です。ホームステイであれば、2人部屋などの相部屋にする、食事を2食にするなどして費用の削減ができます。他にもシェアハウス(ピソ)という手もあります。スペイン人と同居すれば、スペイン語の勉強や文化の違いも学べ一石二鳥です。学校寮という選択もありますが、日本に比べて、スペインの学校附属寮は割高なイメージとなります。
渡航時期を見極める
スペインへの往復飛行代は約20万円です。また出発地や、トランジットの数によって差が出てきます。そして時期によっても差があるので、なるべくオフシーズンを狙いましょう。スペイン行きの航空券は夏場ほど高騰します。特に7～8月は日本の夏休みとも重なり、渡航費も高めに。おすすめなのは1～2月。この時期はスペインも冬、場所によっては雪が降るところもあるので、観光シーズンとは言えません。その分、航空チケットも10万円を切ることもあります。早めの予約でお得にチケットを予約するのがコツです。
まとめ
いかがでしたか？スペインへ留学する際の費用は、期間や滞在方法、地域、学校のコースによって様々です。語学留学以外にもスペインには、スポーツ留学や音楽留学などさまざまな目的の留学生が集まります。刺激的な環境で、グローバルな体験ができること間違いなしです。そのためにも節約できる部分は節制して、本来の目的を達成できるよう頑張りましょう。